ハスカップが好きな人は、酸っぱくても苦くてもハスカップが大好きです。
でも、ハスカップの酸っぱさや苦さが苦手で、ほどんど口にしたことのない母が、
自分が食べてもおいしいと思えるハスカップになるように育ててきました。
ハスカップを育てて30年が経ち、母は自分が作るハスカップが大好きです。
もち ろん私も大好きです。

 
 

厚真産のハスカップは、良質で最近ではよくテレビや新聞などで取り上げられるようになりました。
我が家ではこれまで、ハスカップに関しては母が中心に作ってきました。
この母の作るハスカップはとても大粒で美味しく、厚真町では有名で多くのファンを持っています。
母のハスカップへのこだわりを小さい頃から見てきた私にとって、美味しく安全なものを作る姿勢の大切さ、難しさ、そして感謝される喜びを側で感じ、いつしか自分も喜びや笑顔を増やせる仕事を したいと思うようになりました。
そんな思いを込めて育てたハスカップの本当の美味しさを1人でも多くの方に味わっていただきたいと願い、観光農園を始めました。
また、近年の取り組みとして肥料や農薬を一切使用しない「自然栽培」への取り組みを、試行錯誤しながら行っています。
美味しさは勿論、安全性にもこだわった当農園のハスカップを是非ご賞味下さい。

 
 

みや渋みのあるものも出回っていた昭和50年代から、美味しいハスカップにこだわり苦みや酸味の強い木を見つけては抜く作業を繰り返しました。
そこから更に、実の大きい木や美味しい木を選別し長い年月をかけて増やしていったのが、山口農園の始まりです。
そういった、母や祖母の代からの努力がやっと実を結び、2009年12月に「ゆうしげ」と「あつまみらい」が品種登録されました。
今後は、厚真町内のハスカップ農家の方と協力しながら、「あつまみらい」と「ゆうしげ」を中心に、厚真産ハスカップを全国に発信して行ければと思っています!